【見本12種類】車庫証明の配置図の書き方|一軒家編【ビルトインガレージ、カーポートなど形状別に解説】

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この記事では、一軒家の敷地内に自動車を保管する場合の車庫証明の配置図の書き方を見本付きで解説していきます。
土地の形状や屋根の有無などで記載すべき内容が変わるため、パターン別に作成例を用意しました。

※アパートやマンションなどの敷地内駐車場、月極駐車場の配置図見本は以下の記事をご確認ください。

目次

自宅の屋外に保管する場合の配置図作成例

屋外保管の基本パターン(屋根なし、車庫1台分)

屋根なしで車庫1台分の最もシンプルなパターンです。
以下の3点の情報はどのような保管状況であっても記載する必要があります。

道路幅
保管スペースの長さ
保管スペースの幅

※道路幅は自動車が通行可能かつ出入りに支障のない幅がある必要があります。
※保管スペースの長さと幅は自動車の全体を収容できる大きさである必要があります。

屋外保管の基本パターン(屋根なし、車庫1台分)の配置図見本

カーポート(屋根)あり

屋外での保管でも、カーポートがある場合は収容可能な「高さ」の上限の記載が必要になります。
カーポート自体を図面に描くと保管場所と被ってしまい分かりづらくなるため「保管場所の高さ」の情報のみ記載しておけば問題ありません。

・道路幅
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
屋根の高さ

カーポート(屋根)ありの配置図見本

出入口と保管場所が離れている

自動車の保管場所と接続する道路との出入口が離れている場合は、出入口の幅についても記載をします。
この形状の車庫の場合は、基本パターンの3点に加えて「出入口の幅」を記載します。

・道路幅
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
出入口の幅

出入口と保管場所が離れている場合の配置図見本

カーポート(屋根)あり、出入口と保管場所が離れている

カーポートがある保管場所で自動車の保管場所と接続する道路との出入口が離れている場合は、「保管場所の高さ」と「出入口の幅」の両方を記載します。
下の画像のような保管状況の場合は以下5点の情報の記載が必要です。

・道路幅
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
出入口の幅
屋根の高さ

カーポート(屋根)あり、出入口と保管場所が離れている場合の配置図見本

複数台収容可能な車庫

敷地面積が広い家で複数台収容可能な場合は、敷地のどの位置に自動車を保管するのか具体的に表示します
また、敷地の出入口の幅についても記載しておいた方が良いでしょう。
このパターンの配置図を作成する際は、現在保有している他の自動車と同じ位置で申請しないように注意する必要があります。
※自動車の入れ替えの場合は同じ位置でも大丈夫です。

下の画像のような保管状況で図面に記載する情報は以下4点です。

・道路幅
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
・出入口の幅

複数台収容可能な車庫の配置図見本

複数の道路と接続している場合

接続する道路が複数ある場合はそれぞれの道路の幅員を記載します。
下の画像のような保管状況で図面に記載する情報は以下4点です。

・道路幅×2
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
・出入口の幅×2

複数の道路と接続している場合の配置図見本

自宅敷地内のガレージに保管する場合の配置図作成例

ガレージに保管する場合の基本パターン

自宅敷地内のガレージに自動車を保管する場合は敷地内のどの位置にガレージがあるのか、自宅や接続する道路などとの位置関係が分かるように作図しましょう。
寸法などの情報について以下4点の記載が必要ですが、ガレージの出入口の高さが天井の高さより低い場合は出入りに支障がないことを示すために出入口の高さを記載しましょう。

道路幅
保管スペースの長さ
保管スペースの幅
ガレージ出入口の高さ

出入口の高さを記載しますの説明画像

ガレージの配置図作成例1

ガレージに保管する場合の基本パターンの配置図見本1

ガレージの配置図作成例2

配置図作成例1と同じ図面ですが下の画像のように余白に寸法を記載しても大丈夫です。

ガレージに保管する場合の基本パターンの配置図見本2

ガレージが敷地出入口と離れている場合

ガレージが敷地出入口と離れている場合は「出入口の幅」を記載しましょう。
下の画像の形状の車庫で記載が必要な寸法等の情報は以下5点です。

・道路幅
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
・ガレージ出入口の高さ
敷地出入口の幅

ガレージが敷地出入口と離れている場合の配置図見本

建物と一体の車庫に保管する場合(ビルトインガレージ)

1台収容可能なビルトインガレージ

建物の一階が部分的に車庫になっている場合は、車庫の位置を点線で描くことで分かりやすくなります。
また、「自宅の1F部分が車庫」であることを記載しておけば警察職員や調査員の方にも理解してもらいやすくなります。
ビルトインガレージに保管する場合に記載が必要な寸法等の情報は以下の4点です。

道路幅
保管スペースの長さ
保管スペースの幅
ガレージ出入口の高さ

1台収容可能なビルトインガレージの配置図見本

複数台収容可能なビルトインガレージ

複数台保管可能な車庫を使用する場合は、車庫内のどの位置に保管をするのか一目でわかるように記載する必要があります。
下の画像のようなビルトインガレージで記載が必要な寸法等の情報は以下の4点です。

・道路幅
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
・ガレージ出入口の高さ

複数台収容可能なビルトインガレージの配置図見本

敷地出入口と保管場所が離れている場合

「接続する道路との出入口」と「保管スペースの幅」が異なる場合は、「出入口の幅」についても記載しておいた方が良いでしょう。
下の図のような形状の車庫で記載が必要な情報は以下5点です。

・道路幅
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
・ガレージ出入口の高さ
敷地出入口の幅

敷地出入口と保管場所が離れているビルトインガレージの配置図見本

まとめ

一軒家敷地内で車庫証明を申請する際の配置図の書き方解説は以上です。
見本に当てはまるものがない場合は以下の必要情報のうち当てはまるものを全て記載して提出すれば問題ありません。

・道路幅
・保管スペースの長さ
・保管スペースの幅
・保管場所の屋根の高さまたはガレージ等の出入口の高さ(ある場合のみ)
・出入口の幅(保管場所と敷地出入口が離れている場合のみ)

また、最近は都市部などでは一軒家であっても機械式駐車場を設置する家もあるようですので、その場合は必要に応じて「重量制限」についても記載をしましょう。

グーグルマップを使用して寸法などを測定する方法は以下の記事で解説しています。

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